「空き家を相続したけど、維持費ってどれくらいかかるの？」と、疑問に思われている方もいらっしゃるでしょう。
維持費の項目は多いため、管理するために理解しておくことが大切です。
そこで今回は、空き家の維持費について紹介します。
▼空き家の維持費
■税金
空き家にかかる税金には「固定資産税」と「都市計画税」の2種類があります。
固定資産税は土地や建物を所有されている方が対象で、毎年1月1日時点の所有者に対して通知される税金です。
都市計画税は、不動産が「市街化区域」にある場合に課せられ、市区町村が区域を定めています。
■保険料
空き家は、放火の被害に遭ったり何らかの原因で自然発火したりして、火災につながるケースもあります。
そのような場合の備えとして、火災保険の加入が大切です。
また、築年数で保険料が高くなる場合もあるため、契約の詳細を再度見直しておきましょう。
■修繕費
空き家の管理が行き届いていなかったり経年劣化が進んだりして、徐々に老朽化していきます。
雨漏りや外壁のひび割れ・軒裏の腐朽・ブロック塀やフェンスの破損などが見られた場合、安全性のためにも修繕が必要です。
■庭のメンテナンス費
空き家に庭がある場合、草刈りや剪定などのメンテナンス費用もかかります。
専門業者にメンテナンスを依頼する場合は、費用の打ち合わせや手間も必要になるでしょう。
▼まとめ
空き家の維持費には、税金・保険料・修繕費・庭のメンテナンス費などが挙げられます。
その他にも維持費がかかる項目はあるため、所有し続ける場合はしっかりと把握しておきましょう。
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