契約不適合責任とは?

query_builder 2024/01/28
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不動産の売買では、契約が成立すると買主に物件が引き渡されます。
しかし契約内容と実際の状態に差がある場合は、売主の責任が問われることになるでしょう。
そこで今回は、契約不適合責任について解説します。
▼契約不適合責任とは
契約不適合責任とは、商品やサービスが契約条件に適合しない場合、売主が負う法的責任のことです。
不動産売買においては、下記の権利が買主に認められています。
■損害賠償請求権
契約内容との不適合が生じた場合、被害にあった買主は売主に対して損害賠償請求を行える権利です。
ただし、不適合の理由が売主側の責任ではない場合は訴えが認められない可能性もあるため、注意が必要です。
■ 契約解除権
契約内容が事実と異なる部分があれば、契約を強制的に解除することが可能です。
しかし不適合とされる部分が軽微であれば、解除が認められず、減額や補修といった形になる場合もあるでしょう。
■履行の追完請求権
履行の追完請求権とは建物に瑕疵があった場合、完全な状態にすることを請求できる権利です。
例えば建物に雨漏りが発生した場合、屋根の修理を売主に求めることができます。
■代金の減額請求
契約内容と異なっていた部分があった場合、不適合の内容に応じて売買代金の減額を求めることが可能です。
例えば、扉に傷があったり壁の一部が剥がれていたりした場合に、減額請求が行われるでしょう。
▼まとめ
契約不適合とは、商品やサービスが契約条件に適合しない場合、売主が負う法的責任のことです。
お互いが納得できる不動産売買を行うためにも、契約不適合責任についてしっかりと把握することが大切です。
各務原市の『大志不動産株式会社』では、満足のいく取引が実現できるようサポートしております。
多くの実績を持つスタッフが不動産売却をトータルサポートいたしますので、ぜひお問い合わせください。

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